「不登校」とは、子どもが学校に行けなくなっている状態のことです。文部科学省では、年間30日以上欠席していて、その理由が病気や経済的な問題ではない場合に「不登校」としています。
でも実際には、「学校に行こうと思うと体が動かない」「朝になると頭が痛くなる」「友達とうまくいかなくてつらい」など、目に見えにくい心のSOSが背景にあることが多いです。
不登校は「甘え」ではありません。がんばりすぎて心や体が疲れてしまったサインともいえます。
子ども自身も、「行かなきゃいけないのに行けない」と悩んでいたり、誰にも言えずに苦しんでいることがあります。
このブログでは、作業療法士としての視点から、不登校の子どもをどう理解し、どう寄り添うかについて、わかりやすくお伝えしていきます。