【保存版】ネット依存・ゲーム障害の第一歩!生活リズムの整え方と記録方法

ネット依存

なぜ生活リズムを整えることが重要なのか?

ネット依存やゲーム障害の背景には、昼夜逆転・食事の不規則・運動不足など、基本的な生活習慣の乱れがあることが多くあります。

特に以下のような傾向がある場合は注意が必要です:

  • 昼夜逆転で日中に活動できない
  • ゲーム中心で食事や入浴の時間がバラバラ
  • 睡眠時間が極端に短い・長い
  • 外出や運動の機会がほとんどない

生活の土台が乱れていると、ネットやゲームが「現実逃避」や「ストレス回避」の手段になり、依存傾向を強めてしまいます。


ステップ1:まずは現状を「見える化」する

生活リズムを整えるためには、まず「今どうなっているか」を知ることから始めましょう。
そのためには、生活記録をつけることが効果的です。

🔹 記録すべき項目(例)

時間帯内容例
起床時間7:30、10:00など
就寝時間22:30、2:00など
食事時間朝・昼・夜の時間と内容
ネット使用時間帯、アプリ名、使った時間など
活動内容学校、勉強、運動、外出など
気分眠い、楽しい、イライラしたなど

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ステップ2:少しずつ整える具体的な方法

生活リズムは一気に変えようとすると失敗しやすいです。以下のように、1つずつ整えていくのがコツです。

🔹 ① 起床時間を決める

  • 「何時に寝るか」ではなく「何時に起きるか」を優先
  • 太陽光を浴びる、家族と一緒に朝ごはんを食べるなどが効果的

🔹 ② 食事と入浴の時間を固定する

  • 食事と風呂は生活の「アンカー(固定点)」になります
  • 「18時に夕食」「21時にお風呂」など、できるところから始めましょう

🔹 ③ ネット使用の時間を分ける

  • 使用時間を「学習用」「娯楽用」に分類
  • 20時以降はデジタルデトックス(スマホを手放す時間)も効果的

🔹 ④ 夜は「静かな活動」を意識する

  • 寝る前に激しいゲームや動画視聴を避ける
  • 読書、音楽、ストレッチなどリラックスできる行動へ

ステップ3:記録を振り返る&支援者と共有する

記録はつけるだけではなく、週に1回程度振り返ることで効果が高まります。

  • どの日が調子よかったか?
  • 夜ふかしの原因は何だったか?
  • 起きられた日は何が違ったか?

保護者・支援者と一緒に見返すことで、声かけや支援計画の材料にもなります。


まとめ|生活リズムの安定は、依存対策の土台になる

ネット依存やゲーム障害の支援において、生活の安定は回復の第一歩です。
無理に制限するよりも、心と体を整えることが、自然とネット使用時間の改善にもつながります。

📌 まずは「起きる時間」と「食事時間」を整えるところから始めましょう!

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