「ネット依存」とは、スマホやパソコンでのインターネットの使い方が、自分ではコントロールできなくなってしまい、生活に支障が出てしまう状態のことをいいます。
たとえばこんなことが見られます:
- ゲームやSNSがやめられず、夜更かししてしまう
- 学校に行けなくなったり、昼夜逆転の生活になる
- イライラや落ち込みが強くなり、家族とケンカが増える
- やめたくてもやめられず、罪悪感や不安を抱えてしまう
インターネットは生活に欠かせない便利なものですが、「使いすぎ」によって心と体のバランスがくずれてしまうことがあります。
子どもがネットに頼りすぎてしまう背景には、ストレスや不安、居場所のなさなど、さまざまな理由があります。
このブログでは、「ネット依存は悪いこと」ではなく、「困っている状態」としてとらえ、家族と一緒にできる支え方を、作業療法士としての視点からお伝えしていきます。