IAT(インターネット依存テスト)とは?20項目の評価内容と点数別の見方を解説!

ネット依存

IAT(Internet Addiction Test)は、インターネット依存の傾向を自己チェックできる20項目の評価ツールです。アメリカの心理学者キンバリー・ヤング博士が開発し、世界中で広く使われています。

IAT(インターネット依存テスト)とは?

IATは、日常生活におけるインターネットの使用状況を振り返り、依存傾向を点数化できるテストです。以下のような項目について、1点(まったく当てはまらない)〜5点(非常に当てはまる)で自己評価します。

IATの評価項目(全20問)の主なカテゴリ

カテゴリ内容の例評価ポイント
時間管理ネット使用が予定より長くなるコントロール困難性
感情調整ストレス発散のために使う情動依存
生活への影響睡眠や学業よりネットを優先生活支障度
人間関係家族や友人との関係が悪化社会的影響
使用傾向オフラインでいるとイライラする禁断症状の有無

スコア別:IATの判定基準

合計点に応じて、以下のようにインターネット依存傾向を分類します。

得点範囲判定説明
0〜30点正常範囲特に問題なく使用できています。
31〜49点軽度の問題使用使用時間がやや長い傾向があります。
50〜79点中等度の依存日常生活に支障が出始めています。
80〜100点重度の依存深刻な依存状態。専門機関の支援が必要な場合も。

IATからわかること

  • インターネット使用の自己理解
  • 依存傾向の度合いの目安
  • 家族や支援者と共有できる客観的な指標
  • 医療・支援機関への相談材料

実際にチェックしてみたい方へ

以下のリンクから、IATを基にしたチェックシートを無料で利用できます。

IAT : Internet Addiction Test (インターネット依存度テスト)

作業療法士からのアドバイス

IATはあくまで自己理解のためのツールです。点数だけで判断するのではなく、日常生活にどのような影響があるかを総合的に見ていくことが大切です。気になる場合は、支援機関やカウンセラー、医療機関に相談することをおすすめします。

当ブログでは今後も、インターネット依存や不登校などに関する支援情報を分かりやすく発信していきます。


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